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文月

陽が落ちるまでの喧騒とは裏腹に、
闇に包まれるや否や、穏やかな水面の如く静まり返る。
そして、其の夜最初の花火が夜空へと舞い上がる。
喧騒は歓声へとかわり、
花火に照らされ赤黄に染まる地の人
其処には夏の表情が、夏の笑みが、夏の輝きが。

7月1日 木曜日よりメニューが替わります。 

畑の夏野菜にシンプルに手を加えたお料理、
そして、スープは冷やしてご用意致します。
夏のテーブルで楽しい時間をお過ごし下さい。

また、7月には、"青色"の企画も予定しております。
明細は、また後日お知らせ致します。

卯の花月

四月となりました。 

庭の紫陽花の芽も、随分ふっくらとしてきました。
畑の新玉葱やニンニクも、土の中でしっかりと、うま味を蓄えている様子です。
日の出の時刻が早まり、気温が上がり、日の入りの時刻が遅くなる。
すると畑は日に日に緑と化し、
するりと茎を伸ばし、
両腕を広げたような、勢いのある葉に成長します。

本日よりメニューが替わります。

スペルト小麦とマスタードをあわせた料理や、
豆の焼きクロケット、
鹿児島産の鶏肉の料理には、
酸味を効かせたソースを添えます。

麗らかな日差し注ぐ季節となります。
グラスの白ワインとランチの組み合わせというのも
素敵な時間の過ごし方といえるのではないでしょうか。

花の咲く姿というのは、
見る人の気持ちを、やわらかなものにしてくれます。
いつもより、少しばかりゆったりと時間が流れるような気がします。

近所の田んぼにも水が入りました。
そんな季節なのだと、改めて感じた、
四月最初の木曜日です。

如月

二月となりました。 

節分、立春、梅の開花と、春も近しといえる月となりました。
本日より、メニューも新たになります。
ランチでは、 オーブンで蒸し焼きにした人参をベースとしたスープ、
クミン、オレガノなどスパイス香るチリビーンズ、
宮嵜産の鶏肉の蒸し鶏などをご用意してございます。
デザートでは、優しい甘さのチョコレートタルト、
クコの実をアクセントにしたホウレン草のロールケーキなどが加わりました。

寒い寒いと連呼しつつも、
耳をそばだてると、
もう其処まで来たであろう春の足音が、
一歩、また一歩と聴こえてくることでしょう。
鳥達も少しずつ庭に戻ってきました。
新芽が芽吹き、鳥さえずり、わたしたちの気持ちも麗らかに。

皆様の御来店、お待ち申し上げております。

睦月

雪の舞う午前
日差しが心地よい午後
幾分、陽の長くなった夕刻
そして静寂の冬夜のもたらす時間

リトルムッシュ 一月のメニューには、 
鉄鍋で一時間ローストした白菜をつかったスープや、
バーニャカウダソースを添えた、冬野菜のオーブン焼き、
カブのクリーム煮などをご用意してございます。
バーニャカウダソースは、
オレガノ入りのフォカッチャとの相性もいいかと思います。

リトルムッシュから西へ徒歩15分のところに、
低山登山では名の知れた「鳩吹山」があります。
わたしも年に一度は必ず登るこの山は、
慣れた方なら30分程で山頂へ、
更に山頂から犬山の紅葉寺「寂光院」へと続くルートもあります。
その他にもいくつもルートがあり、
何度登っても飽きることはありません。
登山道入口までは、リトルムッシュの最寄り駅「名鉄 可児川駅」から徒歩15分です。
わたしはいつも、トレッキングブーツと水筒、それにおにぎりという装備で登ります。

山頂からは、一級河川の木曽川の流れを見下ろすことができ、
心地よい風と、広がる空、四季の移ろいを、
肌で感じることができます。

November

波に恵まれた10月も終わりをむかえ、 
今年も残すところあと2ヶ月となりました。

リトルムッシュの冬支度は、薪ストーブだけではありません。
明日よりメニューをあらたに致します。
カラダの冷える時節、カラダの中から温まっていただけるよう
鉄鍋を使った野菜料理をご用意しております。
蓋付きの鉄鍋に、生姜と根菜を入れて、オーブンで蒸し焼きにします。
鉄鍋は鍋全面から熱が伝わり、野菜から出た水分で蒸し焼きにすることができます。
野菜には香ばしい焼き目もはいり、鍋の蓋を開けたときには、
湯気とともにいい香りがたちます。
夜のお食事では、オーブンから出した鉄鍋をそのままテーブルへとお運びします。

柑橘香るホットワインと鉄鍋料理を楽しんだ後、
おもてに出て、空気の澄んだ夜空を見上げ、
しばらく星を眺めてみる。
星座の名がわからなくとも、
自分が好きだと思える星を見つけ、
夜空流れる薄雲と、それを照らす線の細いつきあかりに、
今、自分が身をおく時節を実感する。

冬風に遊ばれる、木々の枯葉はカサカサと音をたて、
その風音に背を丸めるわたしたち。

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