【印刷用レイアウト】

足下の春

春の花とは、見上げるものは、さぞ美しく、 
また、膝を折って地面との距離を縮めて眺める花々も、
これまた風情があります。
健気に咲く春の花というのは、
わたしたちの気持ちを穏やかにしてくれます。
過ぎてゆく時間の歩みが、
いつもより緩やかに感じます。

「なにもなにも ちひさきものはみなうつくし」

ふと、タンポポの脇で背を伸ばす "つくし" を見つけたときなどは、
これはもしや誰知らぬ春なのではないかと、
微笑みながら、心にその春の姿を刻みます。

空は、やはり二月の其れとはあきらかに違い、
晴れやかな青に、雲の帯の白さが際立ちます。

その爽やかな空の下、
わたしといえば、斧を振り、
半年先のための薪割りが日課となっています。
春に身を置き、冬を想うというのは、
なんともおかしな話です。

4月7日 水曜日は、定休日となっております。
宜しくお願い申し上げます。

日々を綴る

2010年4月
« 3月   5月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  
カテゴリー
最近のエントリー
アーカイブ

ページの先頭へ戻る