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音を奏でる人

この国で、一番に薔薇が好きであろう、あの人の声色は、 
例えるならば、薪ストーブの温もりのような、柔らかで、あたたかな響きがありました。

この国で、一番に薔薇が好きであろう、あの人の手は、 
華奢なイメージとは裏腹に、大きな手で、そして、使い込んだ其の指先で、ヤイリのギターを奏でていました。

この国で、一番に薔薇が好きであろう、あの人の音楽性は、
音の枠(Category)にとらわれる事無く、あの曲を弾きたい、唄いたいという強い気持ちから、
そのアレンジが始まるという、柔軟と強硬、それらの両端を持ち合わせているのだと感じました。

「心に響く唄」と、よく形容されますが、
響いてくるものというのは、其のヒトの人間性、
訴えかけてくるものというのは、歌い手、または、弾き手の感性であると感じます。
薔薇が好きであろうあの人の、バグパイプとバイオリンも聴いてみたかったと、ほくそ笑むここ数日であります。

11月3日 水曜日は、定休日となります。

木枯らし一号の知らせも届き、
お店の薪ストーブにもぼちぼちと火がはいり、
お料理も、煮込みなどをはじめとした、11月のメニューとなっておりますので、
宜しければ、どうぞ脚をお運びくださいませ。

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