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七月も終わりを迎え

栗の木の傍らでは、蝉が鳴き、
其の足下では、南瓜が拠所をもとめ、蔓を遠く、遠くへと伸ばしていく。
流離う様は、まるでジプシーの如く。
空へと伸びる者達が多い中、
彼等はひたすら地面を選び、
吟遊詩人さながらのひと夏の旅も、そろそろ中程を迎える。

7月27日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

お休みのお知らせ

パリッと乾いた白シャツを手に取り、
嗚呼、是ぞ、夏の陽射しの成せる業だと、
額の汗を拭いながら取り込んだ洗濯物。

今年の台風も七号を数え、
日本の大半は、温暖湿潤気候であると、あらためて実感する次第。
しかし、高温多雨とは、稲作には適した要素であり、
食卓に並んだ、炊き立ての白米の椀を手に取り、
秋には黄金色に染まるであろう、近隣の稲田に思いを馳せる、夏日の一日。

7月20日 水曜日、21日 木曜日は、お休みとさせて頂きます。 
宜しくお願い申し上げます。

7月の中頃

落雷を伴う鉛色の空が、どっと押し寄せた夕刻時。
他の地へも、夏の訪れを知らせるべく、
其の雷雲は、そそくさと流れ去ってしまった。
今頃は、河向こう辺りで轟いているのではなかろうかと、
陽の長くなった暮れ時の庭を、ぼんやりと眺める。

若い実をつけた数種のトマトは、
そろそろ自分達の出番だと、其の蔓を高く高く伸ばし、
ズッキーニもふくよかな実をつけ、
生命力溢れる夏の畑は、日に日に賑わいをみせる。


7月13日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

文月

気がつけば七夕も近く、
南よりの風は、まさに夏の其れ。
幾分過ごしやすい夜は、
大き目のタンブラーに氷を三つ程ころがし、
赤ワインとぶどう酢で、冷たいお酒をこしらえます。
氷のカランという音が、なんともいい響きでございます。

7月6日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

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