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ジャマイカ人が営む床屋

とあるエッセイの文中に、
ロンドン南部の町にある、ジャマイカ人が営む床屋の話がありました。
日本人からしてみると、すべてがルーズに感じる其の営みは、
裏を返せば、時間に捕らわれず、淡々と、日々の生活を進めていくという極人間らしい営みでした。
たかが5分、10分のことに目くじらを立てねば成らぬ様な慌しさや、
午前午後と、缶詰の様に予定がびっしりと詰まっている休日、
同じ日の、同じ時刻、同じ方角に向かうが故、生まれる車の長い列、
充実した日々とは、如何なるものなのであろうか。


ロンドン南部に住む、其のジャマイカ人の床屋のおじさんのことを考えると、
わたしも、幾らか呼吸を整え、歩みを緩めることができます。


6月6日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

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