【印刷用レイアウト】

冬空の午前、風の止んだ午後

とある休日。 
生憎と波は無く、
此れと言った予定も無く、
必要を迫られる事柄も無く、
いつものコーヒー屋は定休日で、
特に聴きたい音楽も見当たらず、
寒いけれど良く晴れていて、
風はあるけれど、空気は澄んでいる。
冷蔵庫には、昨夜焼いたピッツァと朝食用の厚切りサンドイッチがふた切れずつある。


枕元にあった 「スタインベック短編集」 か、
図書館で借りた 「村上春樹短編集」 いずれかを選ぶことが出来ず、どちらも鞄に詰める。
ピッツァと厚切りサンドイッチと二冊の短編集。
この組み合わせは、何かの響きがある。


あの丘へ行こう。
風の歌を聴くことが出来るかもしれないし、
白いウズラを目にすることになるのかもしれない。

そうだ、あの丘へ行こう。
温かいほうじ茶を携えて。


2月27日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

仕事履きの靴が、二度目となる靴底の張替えから戻ってきた。 


表面にオイルを塗り、早速足を入れる。
そう、この感じなんだと、足の裏が喜んでいる。
甲や、指先もご機嫌で、我が家へようこそと言わんばかり。
修理と入れ替わるように購入した、同じ型、同じサイズの靴は、
新築の家の板の間に腰掛けている様な感じがして、
未だ落ち着き払うことが出来ないでいる。
擦り切れた畳に胡坐をかく様な感覚で履くには、
やはり、靴底の張替えを、一度ばかり経験せねば成るまい。
「ローマは一日にして成らず」 というフレーズが頭を過ぎったが、
たかが革の靴に、いささか大袈裟では在るまいかと自嘲ぎみに笑うのであった。


2月20日 水曜日は、定休日となります。
勝手ながら、2月21日 木曜日は、お休みとさせて頂きます。
宜しくお願い申し上げます。

春の唄

春が立ち 
枝にさえずり 
ヒレンジャク
芳し雨や 
何処か誘いし 


2月13日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

Full Moon

雪雲がはれた夜空に、青い満月が浮かぶ。 
しばし其の月を見上げる。
わたしの中の何かが吸い上げられ、
そして、何か別のものが還元されているのであろうか、
少しずつ、わたしのこころが動き出すのを感じた。
まるで、潮の満ち干の様に、音も無く、静かに。


2月6日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

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