【印刷用レイアウト】

日暮れ

陽が落ちるのが随分と早くなりました。 
つい先日まで、あれほど日照時間が長かったせいか、
急にすっぽりと闇の世界へ入ってしまうと、少し不慣れな感じがします。
秋の虫の音は、緩やかなリズムで夜を奏で、
時に幾分ひんやりとした空気を運ぶ風は、雲を払い、月の輪郭をはっきりと浮かび上がらせる。

あまりの暑さで、なかなか読み進めず枕元に溜まってしまった本。
そろそろ頁の中に気持ちを移すことが出来そうです。
今夜はスタインベックの旅行記(1960年の出来事)を読んでおります。
随分古い旅行記なのに、まるで現代を占っているのかと思ってしまう其の文章は、
流石としか言いようがありません。
わたしの中の悪い虫がざわざわと騒ぎ出してきました。
西か、それとも東か。
どちらにも行きたい処があるのです。

9月30日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

南瓜

おいしいカボチャの見分け方について考えました。

どれもこれも表情豊かで、丸いもの、平たいもの、そして長いものと其の形も大きさも様々です。
今夏、外気温38度の異常に暑かった其の日、わたしは気がついたのです。

「1/2にカットしてあるものなら一目瞭然ではないか」 と。

しかし、そんな楽をしていては、職業倫理上よくないのではないか。
試行錯誤の結果、おいしいカボチャの見分け方について、
カボチャとの対話による予測が大切であるという結論に至りました。
カボチャを手に取り、「お前、旨いんだろうな」と揺さぶりを掛け、
だんまりを決め込む輩とは、しばらく睨み合いの根競べです。
でも、カボチャというのは、わりに根競べには強いんですよね。
なかには、わたしに向かって 「お前まだまだだな、ははは」 と小声で呟く輩も居たりします。
カボチャとの対話は暫く続きそうです。

御来店の際、お車は一組一台でお願いしております。 
ご無理申します。
御理解頂けますと幸いです。 

9月23日 水曜日は、定休日となります。
9月24日 木曜日は、お休みをいただきます。

宜しくお願い申し上げます。

Apron

「欲しいものが無ければ作ればよい」

という考えから生まれたエプロン。

前回製作のエプロンを全体的に見直し、
ライン修正、便利なポケットを追加、また肩紐の長さの調節にも幅を持たせました。
前回購入頂いたエプロンも、そろそろ色褪せやホツレが出てきているかもしれませんね。
よろしければ、お店で手にとって御覧下さい。
尚、通信販売には対応しておりません。
予めご了承願います。

9月16日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

耕うん機

先月購入した耕うん機を商用車の荷台に積み込み畑へと出向きました。 
時刻は正午、狙いどうり畑には誰も居ない。
隅の方に栗拾いのおじさんが居るだけだ。
いそいそと耕うん機を車から降ろし、耕うんに取り掛かる。
これが難しい。
エンジンが付いているのに力ずくで押しているのは、
機械が思い通りに動いていない証である。
周りの畑の方々は、手馴れた手つきで扱っている。
初心者マークはわたしだけなのだ。
兎に角、誰も居ないのだ、練習せねばならぬ。
何度も往復しなんとか耕うんを終える。
いざ、うね立てに取り掛かる。
これが難しい。
なぜこんなに下手なのだろうかと、しばし炎天下の畑で考え込んだ。

「耕うん機に名前をつけてはどうだろうか」

果たして、機械のご機嫌をとろうとするわたしに、これを使いこなせる日が来るのだろうか。
もう一度取扱説明書を読んでみようと思います。

御来店の際、お車は一組一台でお願いしております。 
ご無理申します。
御理解頂けますと幸いです。 

9月9日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

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