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薪ストーブ

秋がそそくさと去って行き、冬が訪れました。
今年も少し草臥れた薪ストーブに火が入ります。
薪ストーブというのは、乾燥した薪を用意したりだとか、
焚きつけの小枝を集めたりだとか、
ガスケットを交換したりだとか、"準備" が必要なのですが、
今年の煙突掃除には参ってしまいました。
梯子を上る段階で、「こりゃ調子が悪そうだ」と感じました。
どうも脚が進みません。
一段一段梯子にしがみつきながら、なんとか屋根の上へあがりました。
風も無く、空は何処までも青く晴れ渡り、絶好の煙突掃除日和です。
作業を順調に終え、いざ地上へ! という段になり
わたしの脚は完全にすくみ上がってしまいました。

「駄目だ、降りられない。」

冷や汗をかきながら「こういう場合は何処に助けを求めればよいのだろうか?」と考えたところ、
わたしの頭に浮かんだのは、"アメリカのオレンジ色の服を着たレスキュー隊"でした。
しかしながら、地上の通行人の方に、「すみません"アメリカのレスキュー隊"を呼んでもらえませんか。」
とお願いしたところで、恐らく其の通行人の方も困ってしまうだろうなと思い直し、
「どうしたものか。」と屋根の上で、文字通り途方に暮れた訳で御座います。

「もし、"アメリカのオレンジ色の服を着たレスキュー隊"に救助を依頼したら、
やはり"CNN"がヘリコプターで撮影しにやって来るのだろうか。」
と、馬鹿なことを考える暇があるのならば、さっさと降りてしまえばいいのに、
これがなかなかと降りられないのですよ。
情けない話で御座います。

12月14日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

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