【印刷用レイアウト】

ゆたかさ

ゆたかさとは、

ゆたかであると感じるときとは、

それは、空腹を満たしたときのような充足感でなく、
それは、自分の廻りに蓄えたモノの数ではなく、
それは、その時、その瞬間に感じた空気、
それは、記憶の片隅に残る、緩やかな時間、
ふと、日常を忘れてしまうような静かな静かな夜空、
静寂と夏虫の夜音、そして星空、
偶然手にした本、そして、感じたことのない新鮮な高揚感、
耳を撫でるBrian Enoの旋律、
長年で蓄えた知識とそれにまつわる経験、

ゆたかさとは、後付けの理由や、
それに至る経緯などを並べる必要の無い感情、
ココロに触れるなにかを感じ取ったときに見え隠れする形のない浮遊物、

ゆたかさとは、声を大にして知らしめるものでなく
ただ、そっと頁に留めておく、明朝体で示された箇条書きの文章のようであって欲しい
と、わたしは感じます。

蝉時雨

じりじりと照りつける太陽。
陽に焼けた肌を眺めながら聴き入った、
蝉の鳴き声とともに、其の乾いた羽音が、
無風の庭先に夏の響きを残します。

今年初めて眼にしたクロアゲハは、
ひらひらと涼しげな佇まいで、
群れることなく、独り舞の世界をひらりひらりと繰り広げます。

夜になれば、何処からか、打ち上げ花火の音。
その乾いた音が、夏の夜風とともに心に残ります。
花火の音が止んだ後、
ふと、鈴虫の音色が恋しくなりました。
チンチロリン
夏ならではの、風情ある音や風景を楽しみたいものです。

8月のメニューは、
ガスパチョをはじめ、酸味とスパイスが、
アクセントとなったお料理をご用意しております。
デザートにも新顔が加わりましたので、
お茶とあわせてお楽しみ下さい。

8月4日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 

打ち水

朝夕の打ち水が日課となるような暑さが続いております。 
 
野外にさらけ出した肌は、煎り豆の如く陽にさらされます。 
其処で、自分の廻りの地面や、庭先に、勢いよくパァーっと水をまきますと、 
跳ね返る飛沫とともに、清々しい涼が得られます。 
 
これだけの陽差しであれば、 
冬のために割った薪もよく乾くであろうなどと、 
二節先のことを考えるも、 
やはりこの暑さの中では、冬の風すらイメージできず、 
打ち水の際、現れた小さな虹をぼんやりと眺めながら、 
自らも陽炎の如く、ゆらゆらとしてしまいそうな七月の下旬。 
 
 
明日、7月28日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。 

半月

梅雨があけたとたん、纏わりつくような湿度は何処へやら。 
からりと晴れ渡る日中、
一年振りの真夏の日差し。

射てつくというよりも、光が注ぐといった感じの心地よい陽のひかり。
嗚呼、夏の日差しとは是だと、腕や首筋が思い出すような感覚を憶えます。

夜空に浮かぶは、ぼんやりと輪郭を残す半月。
昨夜の見事な三日月も、まさに幻想の世界の美しさ。
月夜に照らし出されたゆるやかな夜風は、
未だ日中の熱を幾らか孕むも、時に、流れる気持ちの良い風と相まって、
改めて、夏の夜に身を置く自分の中の季節の立ち位置を確認します。

7月21日 水曜日、翌日22日 木曜日は、お休みを頂きます。
宜しくお願い申し上げます。

“青色”の企画展

7月17日 土曜日より、7月末日まで、
リトルムッシュでは、"青色"の企画展を開催します。

[commono reproducts WORKERS] 

ヒトと服には、密な繋がりが存在します。
わたしたちは、毎日服に袖を通し、毎日洗い、そして、毎日陽にあてます。
毎日袖を通したくなる服とは、無駄を省いたデザインで、着廻しが利き、
その素材の表情こそが、その服の美しさである、というものだと日々感じています。

work × wear

それは、そのヒトにとって、仕事着であり、時に作業着であり、
それは、極めて自然体の服であり、あたりまえの日常着であり、

[commono reproducts ] から、
新芽の枝葉が伸びていくように、自然な成り行きでリリースされた、
[commono reproducts WORKERS]

今回は、シャンブレーをはじめとした、爽やかな "青色" の素材で展開されます。

お食事やお茶とあわせて、楽しい時間を過ごしていただけたらと感じております。

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