【印刷用レイアウト】

道具の余生

リトルムッシュの店内には 
所謂 「古道具」とよばれる
かつて道具として活躍していたモノがディスプレイされています。
脱穀機はメニューを掲げる役目となり
瓶(かめ)は花を活けたり、傘たてとなったり
使い方が正しいかどうかはわかりませんが、
なにかしらの利点をみつけて使用しています。


内装の解体時に出た柱や床の基礎材木の一部は
駐車場のタイヤどめなどに利用しました。
しかし再利用した資材があるなかで、
産業廃棄物として処理されたモノも多分にありました。
リノベーションとは再生の背に廃棄があるものだと考えさせられました。


自動車をはじめ、内燃機関を動力とする時代も終焉を迎えつつあります。
廃棄を考えたときこそ、再生のアイデアが生まれるのかもしれません。


しばらく袖を通していないシャツを染めてみる
欠けてしまった器をリペアしてみる
モヌケの殻のキャビネットを塗装してみる
擦れた椅子の座面をストライプの生地に張り替えてみる


買い替えで得られる満足と、再生で得られる充足
ちょっとしたことでシーソーは右に傾くのかもしれませんね。

夏のデザート

コーヒーゼリーならぬエスプレッソゼリーです。 
プルンとした軽いのどごしと、
アーモンド入りのカカオクリームをあわせて召し上がっていただきます。


また、白桃とバジルのジェラートもメニューに加わりました。
バジルとともにコンポートにした白桃をたっぷりあわせています。
ほんのりバジル香るデリケートなデザートです。


さて、エスプレッソゼリーにはコーヒーを?それとも紅茶を?
わたしはあたたかいコーヒーをあわせます。
みなさまはいかがなさいますか?

七夕

風がスルスルと抜けていく梅雨間の気持ちのよい夜

大潮の夜の満月は雲隠れしています。 
こんな夜は、ワイゼンボーンの音に耳をかたむけながら、
窓を開けてぼんやりと過ごします。


明日、7月8日 水曜日は定休日となっております。
宜しくお願い申し上げます。

リトルムッシュの庭は緑が生い茂っています。


オープンの半年程前、
お店の改装をはじめたその頃は、
落ち葉掃除が日課でした。


そして、落ち葉掃除のあとの楽しみと言えば 「焼き芋」です。
寒空広がる夕刻、焼けた芋を半分に割ると湯気がもくもくとのぼります。
焼き芋のことを考えると、落ち葉掃除も楽しい作業となりました。


夏を目の前にして、冬が待ち遠しいきょうこの頃です。

万願寺唐辛子

「京の伝統野菜」の指定第1号品目のひとつである「万願寺唐辛子」 
肉厚で実が柔らかく、甘味があることが特徴です。


リトルムッシュでは、畑で採れた「万願寺唐辛子」を
夜のお料理のつけあわせなどにしております。
グリル板で大胆に焼き上げます。
仕上げに「焼き茄子のソース」をあわせると
初夏を感じとれる香りが鼻をぬけます。


日中は暑くとも、雨上がりの夜風は気持ちよく肌をくすぐります。
そんな夜は、自転車に跨りサイクリングです。
ペダルを踏み込みフレームをしならせてゆったりと流します。
川沿いでは清らかな空気が流れます。
奥行きのある星空をながめるのもまたよし。
早朝のサイクリングとは、また違った楽しみがあります。

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