- 畑仕事
-
ジャガイモの種芋を植えました。
"インカのめざめ" と "キタアカリ"。
長靴を履いたまま、あらためて畑を見渡すと、
冬を越した野菜も、随分と成長していました。
玉葱やニンニクはピンと背筋を伸ばし、
スティックセニョールは気温の上昇とともに、
収穫量も随分と増えてまいりました。
夕刻17時
陽の長さに、思わずもう一度時計に目を向けます。
季節に半歩おいて行かれた様な錯覚を覚えます。
あどけない表情の桜草。
ふっくらとしてきた紫陽花のつぼみ。
秋に摘んだバジルの種から
小さな芽が顔を出しました。
土の中で越冬したルバーブも
にぎやかになってきた外の様子を伺っています。
野性味溢れるふきのとうの香り、
みずみずしいセリの歯ざわり。
春を迎えるにあたり、
毎年圧倒される桜の美しさ。
桜を見上げるあの時間、
そのときに感じる、自分の中で一時停止している時間軸。
そして散ってしまうであろう儚さとは裏腹に、
眩しい新緑を心待ちにする気持ちが浮かびあがります。
庭のヒヤシンスがそろそろ咲くようです。
-
- カテゴリー: 畑のこと
- 2010 年 3 月 11 日