- 夕焼け
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昨日の雨も上がり、
幾分湿度を含んだ晴れの日でした。
日没前、キッチンの窓が紅色に染まりました。
庭に出て眺めた西の空は、
美しく焼けていました。
夕焼けというのは、
眺めている間に刻々とその色合いを変えていきます。
わたしは、夕闇が夕焼けを包み込んでしまうその手前の空が好きです。
その沈みゆくものを止める手立てはなく、
ただただその場に立ち尽くし、そして眺めるその空は、
その日の終焉を告げるに相応しく、
時計で知る時刻よりも、
より現実的に明日に近づいていることを教えてくれます。
さて、明日の空はどのような空でしょうか。
天気予報で知る明日の空より、
今夜の空で明日を占う。
わたしのささやかな夜の習慣です。 -
- カテゴリー: プライベートのこと
- 2010 年 5 月 20 日