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冬空の午前、風の止んだ午後

とある休日。 
生憎と波は無く、
此れと言った予定も無く、
必要を迫られる事柄も無く、
いつものコーヒー屋は定休日で、
特に聴きたい音楽も見当たらず、
寒いけれど良く晴れていて、
風はあるけれど、空気は澄んでいる。
冷蔵庫には、昨夜焼いたピッツァと朝食用の厚切りサンドイッチがふた切れずつある。


枕元にあった 「スタインベック短編集」 か、
図書館で借りた 「村上春樹短編集」 いずれかを選ぶことが出来ず、どちらも鞄に詰める。
ピッツァと厚切りサンドイッチと二冊の短編集。
この組み合わせは、何かの響きがある。


あの丘へ行こう。
風の歌を聴くことが出来るかもしれないし、
白いウズラを目にすることになるのかもしれない。

そうだ、あの丘へ行こう。
温かいほうじ茶を携えて。


2月27日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

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