天候にも恵まれた、十七年ぶりの雪山 。

マイナスに振れた気温、
山間を抜ける風に舞う雪粉、
晴れ間から望んだ、南アルプスの壮大なパノラマ。
しばし、その姿に見惚れる。

今其処に在る、まわりの情景と、ともに佇む其の美しさに。

欲する部分だけを切り取るというのは、
その他のピースが欠けたパズルの様なモノです。
比べる対象があってこそ、個々の良さを引き出しあい、
其の個々の共存があって、はじめて全体が造り出される。

何事も、奥行きの深さというものが、大切であると感じます。

1月26日水曜日は定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

朝から雪のちらついた冬日。

こしらえたのは、鶏の白レバーと黒オリーブ、ケッパーをあわせたパテ。
そのやわらかな風味に、寒さで寝ぼけたわたしの味覚も、ぱちりと眼を覚ましました。

"クセがある" といわれるレバーですが、
味のあるactorの如く、そのひとクセが、劇の一場面には大切な要素となります。

映画 "Smoke" のHarvey Keitelのように。

1月19日 水曜日は、定休日となります。　
宜しくお願い申し上げます。

2011年の挨拶状には、「選ぶ」という文字を充てました。

選択肢を広げる。
其の為に、視野を広げる。
「知識」という土壌を掘り起こし、
積み重なった知識の層が「経験」という産物となり、
右に倣えの選択だけではなく、より魅力のある形にも眼を向けることができるであろう。

いつもより遠くまで見渡すことができる、一月の澄んだ空気の中、
其の遠く遠くにある景色に想いを馳せ過ごす、2011の年初月。

1月12日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。