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猫の親子

近頃、猫の親子が庭に遊びに来るのです。 
子猫二匹と、おそらくは母猫であろうか。
母猫がだらりと脚を伸ばす傍らで、二匹の子猫は、無邪気に跳ね回ります。
たぶん、お店の敷地が通り道なのでしょう。
散々遊んだ子猫を諭し、母猫は来た道を戻っていきます。
無防備に遊ぶ姿は、なんとも可愛らしく、
世の中 (猫の世ですが。) 捨てたもんじゃないなと思ったりもします。

何かと "セキュリティ" に追われる時代では御座いますが、
時には、無邪気に、無防備に遊ぶことも必要ですね。
二匹の子猫と母猫 (おそらく) が垣間見せてくれた午後のひと時は、
ひとつのお手本のようであり、
わたしのこころにじわりと広がるものがあるのです。
明日も来てくれるのかな。

7月2日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

紫陽花

雨の少ない梅雨。 
紫陽花が映えるのは、やはり雨の中だ。

大きな葉が雨をうける。
葉を打つ雨音が、小刻みに其のリズムを変えていく。
まるで其の雨が合図になったかのように、紫陽花が勢いづく。
陽の下で、白くぼやけていた輪郭が、
雨空の薄暗い中で、活き活きと浮かび上がる。
白、青、紫、雨露が其の色に艶をあたえる。

雨の中の紫陽花は、やはり傘をさして眺めたいものである。
風情があって、良いではありませんか。

6月25日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

御縁ありまして、あらたに百坪弱の畑を営むこととなりました。 
早速、夏秋の収穫を見越し、作物を植えて参りました。
畝を作り、作物を植える作業というのは、
誠、単純な作業ではあるのだけれど、
其処には、哲学や先人の知恵が盛り込まれ、
日々畑として、其の土地が成長してゆく様を垣間見る事が出来ます。
我々も畑と平行して、成長していけたらと思うところで御座います。

6月18日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

Do you like rainy days?

雨の日はお好きですか? 

わたしは、雨の日が好きです。
日常の雑多な騒音は、雨音がかき消してくれる。
其の一日中、雨音に耳を傾ける。
不思議と落ち着くのです。

今年の紫陽花は、どんな花を咲かせるのでしょうか。

6月11日 水曜日は定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

成り立ち

自分が生まれた頃とは、いったいどのような時代だったのか。
其れを知るには、いろいろと方法がありますが、
わたしは、其の頃に執筆されたルポルタージュを読むのが面白いと感じます。 
其の時代の背景には、何が存在したのか。
また、当時の文体や、表現方法などからも、いろいろと感じとれる事柄があります。

わたしが生まれたのは、"第一次オイルショック" の最中だったので、
其の辺りからも、当時の事を知ることが出来ます。

これから何が流行るとか、次はどんな時代になるとか、
其れらを予測することも重要ではあると思いますが、
其の前に、自分という人間の成り立ちの、小さな事柄の断片を知ることも
きっと大切であると感じるのです。

6月4日 水曜日は、定休日となります。
6月5日 木曜日は、畑仕事につき、お休みとさせて頂きます。

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