- 卯月
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このところ、"春爛漫" といったところでしょうか。
「三寒四温」 ともサヨナラです。
毎年申しておりますが、白シャツが気持ちの良い時期です。
かれこれ五ヶ月もネルシャツばかり着ておりましたので、
なおさらシンプルな白シャツが心地よいのです。
それに古びたブルージーンズとオーロラシューズというのが仕事着となります。
なにはともあれ、暖かくなりました。
庭のユキヤナギが綺麗に咲いております。
4月1日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。
御来店の際、お車は一組一台でお願いしております。
ご無理申します。
御理解頂けますと幸いです。 -
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- 2015 年 3 月 30 日
- beach
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波打ち際から沖へと伸びる突堤に腰かけ、しばし海を眺める。
小波に挑むサーファーが15人ばかり。
あとは幾人かの釣り人が竿を垂れている。
風が少し強いから、マウンテンパーカーのジップを首元まで上げる。
陽射しは程ほどに注ぎ、雲は切れ切れに西へと流れていく。
海を眺めることに飽きると、鞄から文庫本を取り出し、ぱらぱらと流し読みする。
タイトルは、「硝子戸の中」 今で言うところの "エッセイ" です。
10分ばかり読み、また海を見渡す。
飽きるとまた本に目を落とす。
そうこうしているうちに、何人かのサーファーが海から上がってきた。
さしていい波ではなさそうだったが、それでも其の顔は生き生きとしている。
腹が減ってきたので、わたしも退散することにした。
2時間ばかりの静かな海辺の午前だった。
3月25日 水曜日は定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。
御来店の際、お車は一組一台でお願いしております。
ご無理申します。
御理解頂けますと幸いです。
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- 2015 年 3 月 22 日
- 椿
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椿が花をつける。
其れが合図の様に、外套を押入れに納めるのです。
ある雨の日のこと。
嘴の長い綺麗な鳥が、其の長い嘴を椿の花の中に入れていました。
無防備にも、花の中に頭がすっぽり入ってしまう程に。
わたしは思ったのです。
彼等はきっと、花弁の其の奥から
わたしの知らない別の世界を垣間見ているのではないだろうかと。
わたしの思うところ、彼等はどの椿の花でも良い訳ではなく、
何かしらの基準に基づいて花を選択しているようです。
「アナザーワールド」
良さそうな花に目星をつけました。
どの花かは内緒なのですが。
3月18日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2015 年 3 月 16 日
- 硝子
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ある方にお皿を製作して頂きました。
凪いだ湖面のように、静かで凛とした佇まいは、
製作者の人柄と取り組む姿勢により生まれるもの。
わたしは、対岸の水鳥に気を配りながら湖面を乱さぬよう舵を取るカヤッカーの様に、
硝子の湖を探索してみようと思います。
誠に勝手ながら、
3月7日 土曜日は、お休みとさせて頂きます。
3月11日 水曜日は、定休日となります。
御来店の際、お車は一組一台でお願いしております。
ご無理申します。
御理解頂けますと幸いです。
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- 2015 年 3 月 4 日
- 物好き
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とあるレストア済みの商品が気になっております。
あれだけ陽に焼けていて、いたる所にリペアの跡もあれば
普通の人はまず買わないだろうなと睨んでおります。
何故そんな商品が気になるのかというと、「呼ばれている」 感覚があるのです。
物欲に対する言い訳のようにも取れますが、
「オレ あんたのとこに いきたいんだよ」
と彼の悲痛な叫びが聞こえるのです。
困りました。
さて、どうしたらよいのでしょうか。
漱石の "坑夫" を読みながら考えてみようと思います。
3月4日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2015 年 3 月 2 日