- カタクリ
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鳩吹山のカタクリの群生、
そろそろでしょうか。
3月27日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2013 年 3 月 23 日
- 雪解け
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雪山は、午後から雨となった。
辺りの雪に、其の雨は染み渡り、
そして、幾重の小さな流れとなり、
其の姿を少しずつ変化させてゆく。
高く積層された雪は、まるで、まぼろしの 「固体」 であったかのように
我々の記憶の中でも、徐々に融解されていくのであろう。
帰路の道すがら、梅が花を咲かせていた。
雪の 「白」 に、菜の花の 「黄」 を僅かばかり足したような、
やわらかい色合いであった。
3月20日 祝日の水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2013 年 3 月 18 日
- うつろい
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目を凝らすと、野には小さな花が咲いている。
小さな植物は、春の訪れには敏感で、
まるで、其の花が咲くことが、何かの合図であったかのように、
冬が終わり、そして、次の季節へとうつろう、
小鳥が庭に戻り、
外気も暖かで、
風はゆるく吹き、
そして、空は高く晴れ渡る。
陽光の注ぐ畑の土はやわらかで、
種が蒔かれることを心待ちにしている様子。
町の人々の表情も幾分緩み、
何処彼処から笑い声が聞こえる。
春とは、そんな季節ではなかろうか。
3月13日 水曜日は、定休日となります。
翌日14日 木曜日は、勝手ながらお休みとさせて頂きます。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2013 年 3 月 11 日
- 土筆
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シトロエンのドアを閉め、
そして、其の場を立ち去ろうとした際、
うっかりと、鍵を落としてしまった。
やれやれ、手荷物の多い時に限ってこれだからと、
荷物はひとまずボンネットの上へ、
腰を屈め、其の鍵を拾い上げる際、小さな春を見つけたのであった。
ムッシュ:やあやあ土筆さん、危うく見逃すところでした、ご機嫌如何ですか、土筆さん。
つくし:なによあんた、ご機嫌も何も、危うく踏まれるところだったわ。何処見てほっつき歩いてるのさ。
ムッシュ:それは失礼しました土筆さん、しかしながら見事な袴ですこと。
つくし:なによあんた、それで口説いてるつもり?あたしなんて煮ても焼いても喰えないわよ。
ムッシュ:土筆さん、あなたは春の季語なのです。特に都会生活者にとっては、ご馳走なのですよ。
つくし:あら、そうなの、あたしもそろそろトーキョーの土に生えようと思ってたところよ。
ムッシュ:ええ、そうでしょうとも土筆さん、「つくしのキッシュ」なんて色気があって素敵ですよね。
つくし:なによあんた、なにが色気よ、キッシュだって?あたしはフリッタータになりたいわ。
ムッシュ:ええ、もっともですよ土筆さん、フリッタータこそ、あなたの素性の良さが活かされるはずです。
つくし:なによあんた、自棄に物分りがいいじゃない、あんた、フリッタータ作れるのかい?
ムッシュ:まあ、作れないことも無いですが、所詮田舎のコックですので、御めがねに適うかどうか。
つくし:なによあんた、それでも男なのかい、だから嫌なのよ、田舎の男は、この味噌っかす。
ムッシュ:いやはや、あなたの素性の良さを活かせるかどうか悩めるところなのです、土筆さん。
つくし:ツベコベ言ってんじゃないわよ、あたしを引っこ抜いてさっさとやりなさいよフリッタータ、
ムッシュ:いやはや、土筆さん、出来ればもう少しお仲間を集めて頂けると助かるのですが。
つくし:ちょっとあんた、あたし一人じゃ味もヘッタクリもないって訳?、ちょっと、なに後退りしてるのよ。
ムッシュ:いやはや・・・
2013年、こんな春の嵐が起きたり起きなかったり。
3月6日 水曜日は定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。
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- 2013 年 3 月 4 日