- Books
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古い本を手に取る。
ざらついた紙質が、こころの隙間に風を通す。
頁を捲る度、指に伝わる其の感触が非常に心地よい。
指に触れる度、新たな世界を、己の指の先から垣間見る。
ゆっくりと文字を追う。
決して走らない。
行毎に意味を咀嚼し、
其の奥行きにある本意を探す。
8月1日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
- カテゴリー: リトルムッシュのこと
- 2012 年 7 月 31 日
- 水ようかん
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仕事の合間に、おやつ代わりに作った、水ようかんを食す。
熱いほうじ茶が欲しくなりました。
冷たい麦茶では駄目なのである。
ゆずれないものには、確固たる理由がある。
水ようかんには、熱いほうじ茶なのである。
誰かに当てはめる為の方程式ではなく、
自分の経験則から生まれた公式なのである。
7月25日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
- カテゴリー: リトルムッシュのこと
- 2012 年 7 月 23 日
- Beer
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あらたに、「新潟麦酒」の取り扱いをはじめました。
酔いに誘われ、気がつけば其処はアントワープの街並み。
港を眺めることのできる通り沿いの洒落たカフェで、
ムール貝でもつつきながら、今秋の装いについて想いに耽る。
と、こんな気分になるかどうかは、定かでは御座いませんが、
かつて嗜んだ、オルバル、デュベル、または、ヒューガルデン等、
ベルギービールを思い起こさせる味わいです。
八海山ビールとあわせて、お楽しみ頂けますと幸いです。
7月18日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
- カテゴリー: リトルムッシュのこと
- 2012 年 7 月 16 日
- 老人と海
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Ernest Miller Hemingwayの話ではございません。
わたしが出向く表浜の海岸線は、ウミガメの産卵でも名の知れた所であります。
産卵の時期を迎えると、毎朝、陽が昇る時刻に必ず現れる年輩の方が居られます。
ウミガメが、浜へ上がり、そして海へ戻ることによって砂浜に引かれる二本の線を探す為に。
産み落とされた卵を確認すると、其の方は、
産卵場所から限りなく近く、尚且つ、人的影響の及ばない場所まで卵を移動させます。
其の老人と海とは、浜に引かれた二本の線でしっかりとつながっている。
素敵な生き方だと感じます。
7月11日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
- カテゴリー: リトルムッシュのこと
- 2012 年 7 月 9 日
- 文月
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もろこしが若い実をつけました。
間引きした其れを、スキレットで焼き、そしていただく。
未熟なもろこし、侮る無かれ、
恐れ入りました。
「未熟」 「未だ熟さず」 という段階は、
際限のない可能性と、多大なる不安とが同居するという、常に天秤が左右に振れているような状態。
しかしながら、世の中、多かれ少なかれ、誰しもが常に、同じ目方を示せるわけではなく、
左右に振れながら、ああでもないこうでもないと、時にアタフタと、
時に開き直って堂々と言葉を発したり、行動したり。
「未熟」とは、いかにも人間味があって、なかなかどうしていいものなのかもしれません。
7月4日 水曜日は、定休日となります。
翌日の7月5日 木曜日は、店舗メンテナンスの為、お休みとさせて頂きます。
宜しくお願い申し上げます。 -
- カテゴリー: リトルムッシュのこと
- 2012 年 7 月 3 日