【印刷用レイアウト】

Books

古い本を手に取る。
ざらついた紙質が、こころの隙間に風を通す。
頁を捲る度、指に伝わる其の感触が非常に心地よい。
指に触れる度、新たな世界を、己の指の先から垣間見る。
ゆっくりと文字を追う。
決して走らない。
行毎に意味を咀嚼し、
其の奥行きにある本意を探す。


8月1日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

水ようかん

仕事の合間に、おやつ代わりに作った、水ようかんを食す。
熱いほうじ茶が欲しくなりました。
冷たい麦茶では駄目なのである。
ゆずれないものには、確固たる理由がある。
水ようかんには、熱いほうじ茶なのである。
誰かに当てはめる為の方程式ではなく、
自分の経験則から生まれた公式なのである。


7月25日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

Beer

あらたに、「新潟麦酒」の取り扱いをはじめました。


酔いに誘われ、気がつけば其処はアントワープの街並み。
港を眺めることのできる通り沿いの洒落たカフェで、
ムール貝でもつつきながら、今秋の装いについて想いに耽る。


と、こんな気分になるかどうかは、定かでは御座いませんが、
かつて嗜んだ、オルバル、デュベル、または、ヒューガルデン等、
ベルギービールを思い起こさせる味わいです。
八海山ビールとあわせて、お楽しみ頂けますと幸いです。


7月18日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

老人と海

Ernest Miller Hemingwayの話ではございません。


わたしが出向く表浜の海岸線は、ウミガメの産卵でも名の知れた所であります。
産卵の時期を迎えると、毎朝、陽が昇る時刻に必ず現れる年輩の方が居られます。
ウミガメが、浜へ上がり、そして海へ戻ることによって砂浜に引かれる二本の線を探す為に。
産み落とされた卵を確認すると、其の方は、
産卵場所から限りなく近く、尚且つ、人的影響の及ばない場所まで卵を移動させます。
其の老人と海とは、浜に引かれた二本の線でしっかりとつながっている。
素敵な生き方だと感じます。


7月11日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

文月

もろこしが若い実をつけました。


間引きした其れを、スキレットで焼き、そしていただく。
未熟なもろこし、侮る無かれ、
恐れ入りました。


「未熟」 「未だ熟さず」 という段階は、
際限のない可能性と、多大なる不安とが同居するという、常に天秤が左右に振れているような状態。
しかしながら、世の中、多かれ少なかれ、誰しもが常に、同じ目方を示せるわけではなく、
左右に振れながら、ああでもないこうでもないと、時にアタフタと、
時に開き直って堂々と言葉を発したり、行動したり。
「未熟」とは、いかにも人間味があって、なかなかどうしていいものなのかもしれません。


7月4日 水曜日は、定休日となります。 
翌日の7月5日 木曜日は、店舗メンテナンスの為、お休みとさせて頂きます。
宜しくお願い申し上げます。

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