- coffee / 珈琲
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ハワイのお土産で、コーヒーを頂きました。
「いやぁ、あっちも粉末のコトを "コナ" と言うんだねぇ。」
と、手渡されたKona coffee。
こんな話があったとかなかったとか。
春ですね。
ハワイはともかく、日本の珈琲屋さんには、
眉間にしわを寄せながら、集中力を要してドリップするという、やや堅いイメージがあります。
「一球入魂」 ならぬ 「一杯入魂」 とでも申しましょうか。
しかし、あまりにベラベラと話をしながらドリップしているのも、
やはり慎重さにかける感じもしますし、
そのあたりの頃合の良い"見せ方" というのが、職人の成せる業という事なのでしょうね。
また、"焙煎" という作業も、非常にデリケートな仕事だそうですね。
秒単位の火の入れ方など、焙煎に携わる方、其々の哲学が存在するのです。
そんなことを考えながら、いつも当たり前に届けられる "豆" を手にし、
"焙煎" という果てしない広がりを持つ世界を垣間見ようと、
眉間にしわを寄せるわたしで御座いました。
4月2日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2014 年 3 月 31 日
- 長いものには
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ある南の島にて。
仲間と相談し、沖までカヌーに乗せて行ってもらおうと、
船着場へと移動しました。
さて、早速、船頭のおじさんと値段交渉。
まぁこんなものかと、船頭のおじさんの言い値に頷く。
味をしめたわたしたちは、翌日も船着場へと向かう。
船頭のおじさんは、何事も無かったように、昨日より2割り増しの価格提示。
「It‘s my price!」 の一点張りです。
何故か。
昨日の価格が間違っていたのか (しかし、おじさんはしっかりと札の枚数を数えていた)。
昨日より油代(燃料)の相場が上がったのか (船外機付きのカヌーです)。
それとも、今日は2割り増しの気分なのか (明日の価格は、カラスにでも聞いてみようか)。
理由はともあれ、船頭のおじさん無くしては、カヌーは動きません。
誰かが何かの変化を提示した場合、
時として、其れを受け入れなくては前に進めないことがあります。
「長いものには巻かれろ」 とでも言いましょうか。
3月26日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2014 年 3 月 24 日
- spring
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菜花を詰めたミートローフは、ほんのりと春の味。
いいですね、あらたな季節に足を踏み入れるというのは。
春というのは、冬の間に硬く閉ざされていた世界が、
いっぺんに開放されるようで、なんとも素敵な時間です。
球根から頭を出したスイセンも、
「準備は出来ております。」 と言わんばかり。
薄での白シャツで、川辺を闊歩したいものです。
3月19日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2014 年 3 月 17 日
- あれもこれもそれも
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「多機能」 を売りにした商品うごめく世の中で御座います。
其れひとつでなんでもかんでも出来てしまって、
便利なこと、この上なしといったところでしょうが、
しかし、余りにお利巧過ぎて、こちらが退屈してしまったり、
満載の機能の極一部しか利用出来ない(利用しない)時の、
「嗚呼、わたしは持て余してしまったぞ」 という焦燥感に襲われたり (少し大袈裟ですが)。
"炊飯" という日常的な作業を例にとるならば、
わたしたちは、何の変哲も無い蓋付きの鍋で、毎晩三合炊きます。
ふきこぼれてきたら火を弱め、米の炊きあがる "いい匂い" がしてきたら出来上がり。
時間をきっちり計るのではなく、我が嗅覚を信じるという、単純な作業で御座います。
試しに時間を計りましたところ、火を弱めてから十分程といったところでしょうか。
其の十分、玄人の方ならば、片手にワインで、食事の準備をしながら過ごすも良し、
また、責任感の強い方ならば、鍋の前に仁王立ちし、限りなく鼻腔を広げ、
其の瞬間を逃すまいと、緊張感伴うスリリングな時を過ごされるも良し。
わたしはといいますと、最初の三分は気にかけていたはずなのに、
つい他事に気をとられ、またもや香ばしい匂いでガスの炎を消すという、
毎度のおこげで御座います。
あれもこれもそれも 同時にこなすのは難しいですね。
3月12日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2014 年 3 月 10 日
- 星
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夜空に浮かぶ星が、少しずつ其の位置をかえていきます。
冬の象徴でもあるオリオン座も、ゆっくりとではあるけれど
確実に、移動しています。
其の星の放つ青白い光は、少し名残惜しそうにも感じられますが、
季節はうつろうものなのです。
午後の陽だまりで居眠りする老猫が、
気だるそうに片方の目だけを開き、一応辺りの気配を確認している。
彼らは、常に、最高の寝床(昼用)を確保している。
今日の寝床、真夏は西陽が射すところだから、
おそらくは、過ごしやすい時期の定位置なのであろう。
屋根も付いているし。
用事を済ませ、ふと其の猫の寝床に目を向けるも、
其の姿はなかった。
ぐうたらの老猫君。
君も、夜空を見上げることがあるのかい。
3月5日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2014 年 3 月 3 日