- 本棚
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「カフェで読書をするならばどんな本が喜ばれるのだろうか?」
本棚を整理している時にふと考えました。
いろいろと思い当たることがありました。
例えば写真集。
Bauhaus関連の写真集がずらりと並んでいたら、思わず長居してしまうだろうな。
あるいはエッセイ(随筆)。
短くまとめられたものが多く、パラパラと読むのには適しているのではないだろうか。
または旅行記。
未だ見ぬ世界について綴られた文章には不思議と惹かれますよね。
その土地のお茶を注文したくなってしまいます。
そしてわたし個人のおすすめは、短編小説、あるいは詩集となります。
短編集や詩集の良いところは、其の物語性に入っていきやすいということ。
前置きがないというか、バックグラウンドの説明が必要ないというか、
たとえ短い時間であれど、しっかりと物語の中へ入っていけるところが堪らなく良いですよね。
帰りの時間が来てしまったら、其の頁にこっそりと自分のしるしを挟んでおく。
次の来店時にしるしの少し前から読み始めればすんなりと文章の世界に入っていけます。
まぁこれはわたしが毎晩就寝前にやっていることなのですが、
短編小説(あるいは詩集)というのはなかなかといいものです。
よろしければ手にとって下さい。
2月27日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。
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- 2019 年 2 月 25 日
- ショップカード
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お店の名刺が新しくなりました。
これで(おそらくは)4型目のデザインとなります。
今までのものは何かしらの "象徴" のようなものが表面に印刷されていたのですが、
新しい名刺には其の "象徴" が印刷されておりません。
「塩分濃度3.8パーセントの水に26秒浸したのち小麦粉(できれば強力粉)をはたき
丸二日間天日干ししてから、墨汁の中に潜らせる。
其れをドライヤー(ナノイオンの性能が重要視されます)の温風で乾かすと
塩の結晶と澱粉が化学反応を起こし・・・」
何も浮かび上がってはきません。
すみません。
「限られた紙面で何を伝えたいか」
ということに重きを置き、それをデザイナーの方にお伝えして出来上がった名刺です。
間違っても "塩分濃度3.8パーセントの水" には浸さないよう宜しくお願いします。
2月20日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。
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- 2019 年 2 月 18 日
- Soundtrack
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とある映画の "サントラ" を購入致しました。
店の営業中にもスピーカーから流れてくるのですが、これがいけません。
つい映画のシーンを思い出してしまい、まったく仕事になりません。
そちらに気がいってしまうと、頭の中に記憶しておいた5番テーブルの注文や、
次にやるべきこと、そのまた次にやらなければならないことなどがすっ飛んでしまい
困ったことになります。
しかしながら、お昼のお客さんがお帰りになった後にこれらの曲が流れていると
これが堪らなく良いんですね。
後片付けもほっぽり出してついつい耳を傾けてしまいます。
陽も傾き耳も傾き、わたしの頭もうつらうつら傾いてしまいそんなこんなで冬の1日が終わっていきます。
そして、またもや1枚購入してしまいました。
これが堪らなく良いんですね。
2月13日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。
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- 2019 年 2 月 11 日
- 初版
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昼になってもさっぱりと気温のあがらなかった寒い日の夕方、
1冊の本が届きました。
とある米国人小説家の作品をまとめた日本語訳の全集のうちの1冊なのですが
決して安くはないし、ここはひとつ古本で1冊ずつそろえてみるかと思い購入したものでした。
(全部で7巻)
陽が暮れるまで庭木の剪定作業を行い、それから店内の掃除を済ませ、
「さて、包みを開けてみるか。」とぴたりと隙間なく閉じられたフィルムを剥がし
箱から本を取り出しました。
久しぶりのハードカヴァーにほくそ笑みながら
表見返しを開けると、そこにはなんと著者のサインが入っているではありませんか。
そして裏表紙見返しには翻訳者のサイン。
年末年始の休みはいそいそと庭仕事に精を出しておりましたので
その褒美がもらえたような気がして嬉しい限りです。
小遣いを貯めては1冊ずつ買いそろえていきたいと思っております。
2月6日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。
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- 2019 年 2 月 4 日