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名月と海辺の夜

渥美半島の岬から眺めた、とある一夜の月。 

みごとな月は、海辺のわたしたちをほのかに照らします。
タープの下、四つのランタンとワインが数本、
笑いの絶えない仲間と過ごす緩やかな時間。

伊良湖水道を航行する貿易船の汽笛、
時に、対岸の空で黄光瞬く雷と、散りばめられる無数の星、
会話の合間に耳に届く波音、

月の静かな動きとともに、夜はまどろみを帯び、
日付の替わる頃には、わたしの瞼も落ちてゆき、
いつもより静かで、特別な夜が静かに、そして静かに更けてゆく。

日々を綴る

2020年7月
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