【印刷用レイアウト】

low pressure

丑三つ時、音をたてずに外へ出ると、
まるでサーチライトのような満月の光が辺りを照らしていた。
僕は背を丸め足音を忍ばせ、そそくさと車に乗り込んだ。
「なんだか盗人のようだな。」
勿論自宅から何もくすねちゃいないのだけれど。
闇夜を通り抜けていつもの海岸へ出た。
強い西うねりが飛沫を上げながら押し寄せていた。
春の嵐の予感がした。

3月20日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

アリゾナ州ツーソン/岐阜県可児市

とある日の夜に、長い付き合いの友人にメールを送りました。 
仕事の案件についてのいくつかのやりとりの中で、
彼から「今ここにいる。」というメッセージとともに地図が添えられていました。
アリゾナ州ツーソン。
商品の買い付けで滞在しているとのことでした。
もとはといえば若かった頃、お互い同じ職種を選び、彼はそれを40歳を過ぎても続けており、
途中で脱線したわたしは紆余曲折ののち、別の仕事(飲食業)に就いたのでした。

メールのやりとりを終え「いやぁなんだか彼は立派だなぁ。」と感慨に耽っていたのだけれど、
結局のところ、自分にできることというのは限られているわけで、
わたしの場合はこの土地に根を生やし、
"今日来て下さったお客さん、そして明日の準備" というのをコツコツと続けて参ります。

本日もご来店頂き、ありがとう御座いました。

3月13日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

デザート占い

貴方がいつも選ぶデザートからあなた自身の内側を垣間見ます。

名付けて "ムッシュのデザート占い トレビアーン"

【チーズケーキがたまらなくお好きな貴方】
 その日は生憎と売り切れであっても「チーズケーがいい!」と其の頑なな思いをぶつけてくる貴方は
 意志が固く、時に強情なまでに思いを貫いてしまうことがあります。
 売り切れの際は、どうかスッパリと諦めて下さい。

【ティラミスがたまらなくお好きな貴方】
 固形のようで固形ではない、それでいて形が崩れない其の"ゆるさ"は貴方の優柔不断の象徴でもあります。
 売り切れの際は、どうかすみやかに他のデザートに気持ちを切り替えて下さい。

【パンナコッタがたまらなくお好きな貴方】
 つるりとした口当たりとメイプルシュガーの柔らかな甘みは、
 まるで貴方のひとあたりの良さのように、やんわりと心に残ります。好きな方はいつもお選びになりますね。

【カスタードプリンがたまらなくお好きな貴方】
 其の個性の塊のような存在感、ねっとりとあとを引くカラメルの余韻は、
 貴方の怠け癖のあらわれでもあります。怠惰な態度はプリンを食べるときだけにしておきましょう。

【バナナとナッツのケーキがたまらなくお好きな貴方】
おそらくは不器用で人見知り、それでいて人好きでもあったりするそんな貴方。
もし上に乗った輪切りのバナナが夢に出てきたのならば、それは、弊店を求める合図なのかもしれません。

以上、まったく当てにはなりませんので先に誤っておきます。どうもすみません。


3月6日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

本棚

「カフェで読書をするならばどんな本が喜ばれるのだろうか?」

本棚を整理している時にふと考えました。
いろいろと思い当たることがありました。
例えば写真集。
Bauhaus関連の写真集がずらりと並んでいたら、思わず長居してしまうだろうな。
あるいはエッセイ(随筆)。
短くまとめられたものが多く、パラパラと読むのには適しているのではないだろうか。
または旅行記。
未だ見ぬ世界について綴られた文章には不思議と惹かれますよね。
その土地のお茶を注文したくなってしまいます。
そしてわたし個人のおすすめは、短編小説、あるいは詩集となります。
短編集や詩集の良いところは、其の物語性に入っていきやすいということ。
前置きがないというか、バックグラウンドの説明が必要ないというか、
たとえ短い時間であれど、しっかりと物語の中へ入っていけるところが堪らなく良いですよね。
帰りの時間が来てしまったら、其の頁にこっそりと自分のしるしを挟んでおく。
次の来店時にしるしの少し前から読み始めればすんなりと文章の世界に入っていけます。

まぁこれはわたしが毎晩就寝前にやっていることなのですが、
短編小説(あるいは詩集)というのはなかなかといいものです。
よろしければ手にとって下さい。

2月27日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

ショップカード

お店の名刺が新しくなりました。
これで(おそらくは)4型目のデザインとなります。
今までのものは何かしらの "象徴" のようなものが表面に印刷されていたのですが、
新しい名刺には其の "象徴" が印刷されておりません。

「塩分濃度3.8パーセントの水に26秒浸したのち小麦粉(できれば強力粉)をはたき
 丸二日間天日干ししてから、墨汁の中に潜らせる。
 其れをドライヤー(ナノイオンの性能が重要視されます)の温風で乾かすと
 塩の結晶と澱粉が化学反応を起こし・・・」

何も浮かび上がってはきません。
すみません。

「限られた紙面で何を伝えたいか」
ということに重きを置き、それをデザイナーの方にお伝えして出来上がった名刺です。
間違っても "塩分濃度3.8パーセントの水" には浸さないよう宜しくお願いします。

2月20日 水曜日は、定休日となります。 
宜しくお願い申し上げます。

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