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毬栗

目覚ましよりも早く蝉が鳴きはじめる。
最初に鳴く蝉は 「おい、まだ早いか?」 といくらか遠慮がちに鳴きはじめるのだが、
2、3拍おいて仲間が鳴きはじめると、もうとめどなく辺りは蝉の声であふれかえってくる。
僕はまだ早いからと15分ばかり布団の中で過ごすのだけれど、
彼等の多重奏の前では、どうも2度寝は無理なようだ。
コーヒーを淹れ、トーストを焼きピーナッツバターを少しだけ塗って食べる。

蝉が鳴いている。

まだ少し早いけれど、今日の料理の準備をはじめる。
時間にゆとりがあるからひとつずつ確実に。
2時間ほど働いてから庭に出て休憩をとる。
ドアを開いたとたんムッとする熱気と蝉の鳴き声に包まれる。

目の前の木には栗の実がぶら下がっていた。
いくらか大きくなった毬栗が夏の終わりを告げていた。

8月21日 水曜日は、定休日となります。
8月22日 木曜日は、お休みとなります。

宜しくお願い申し上げます。

お盆の営業

毎度御来店頂きありがとう御座います。

8月14日 水曜日は、定休日となります。

時間にゆとりをもってお越しください。

営業時間は 11時~17時となります。

宜しくお願い申し上げます。

洗濯

ひとりでカフェの席に着いて注文を済ませたら、少しの空き時間ができます。
注文した商品がテーブルに運ばれてくるまでの10分から25分くらいの時間。
水を口に運び、腰の落ち着く場所をみつけて、さてと、しばしの空白。
その "空白" のような時間はとても個人的な時間となります。
なにをするのか、あるいはなにもしないのかは、その個人にゆだねられるのですが、
わたしは個人的にその "空白" がわりに好きです。
洗濯乾燥機の中で衣類がふわりふわりと回っているような感じというか、
気持ちの中でちょっとした浮遊感が生まれるんです。
注文した商品を心待ちにしながら、過ごすその時間は、
あるいは文字通り、何かの洗濯をしているのかもしれません。
そんなことを考えながら、夏を迎えます。

8月7日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

design

2階の改修をはじめて以来、ずっとデザインのことを考えています。
カフェの業務にかかりきりですっかり忘れていた "デザイン" するということ。
わたしはデザイナーではないので、誰かにデザインを提供することはできないけれど、
協力者の支えのもと、なにかをつくり出していくことなら可能です。
ショップカード、Webデザイン、テーブルや建具、建物の改修。
どれも人に力を借りてつくってきました。
2階の基本的な改修はもうすぐ終わりますが、
ここから家具選びやアート、細かな個所に目を向けてひとつのデザインを完成させたいと思っています。

7月31日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

rain

雨の日の多い梅雨でした。
梅雨なのだから当然なのですが、 
なんだか久しぶりの梅雨らしい梅雨だったような気がします。
だからかどうかわからないけれど、作物は良く育ちます。
そしてよく雨が降る。

朝から鈍い雲が広がっている日は、
チェット・ベイカーの甘ったるく気怠い声があたりに響く。 
"My funny Valentine, sweet comic Valentine" 

音符の形をした雨粒が空から落ちてきて、
鍵盤をはじくように地面を蹴る。
まるでヒール姿ではしゃぐ女性のように。
音が放たれ、空へと放射状に響いていく。

傘がくるくると回る。
水滴が勢いよく四方に飛んでいく。
まるでレコードをのせたターンテーブルから音が放たれるように、
音符の形をした水滴が自由を得て飛び回る。

雨の日は音楽的。
独特なリズムがありますよね。

7月23日 火曜日は、お休みとなります。
7月24日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。

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