- 煮たり炊いたりあたったり
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二月を迎え、冷え込みもいっそう堪え、
行き交う人々も、マフラー、そして手袋をして、幾らか歩みも早い様子。
リトルムッシュでは、暖をとるべくストーブに薪をくべるのが冬の仕事のひとつ。
其のストーブのトップヒーターでは、
豚肉や牛肉を、大鍋の中でコトコト煮たり、
小鍋で大根を炊いたり、やかんからの蒸気で加湿したりと、
ストーブの温度にあわせて、時に五徳をからませながら、
煙突の側で、鍋とやかんひしめきあうのが常。
わたしはと言えば、ストーブの火にあたり、
左足小指のしもやけを、右足の踵でいなしながら、
出来る限りの熱をチョッキの中に蓄え、
そして、冷え込むキッチンへと踵を返すのです。
2月8日 水曜日は定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2012 年 2 月 6 日
- 冬山
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長い長いトンネルをぬけると、辺りは雪景色。
前後のフォグを点し、ギアを3速に落として速度を低めに保つ。
外気温-7℃という表示に、少しばかりうろたえていると、
スタッドレスタイヤが、ガリガリと氷を砕くような音をたてる。
県境を越すと、本物の冬が其処に在る。
雪降るゲレンデを存分に楽しみ、旨い蕎麦をたいらげ、
そして、氷柱を眺めながらの露天風呂。
頭に雪が積もるも、身体はホカホカと温かく、
湯煙の中、いつもの他愛も無い話で仲間と一時間ばかり戯れる。
土産に自然薯を買い求め、
明くる日に、とろろ飯をこしらえ、
今冬は、少しばかり冬山に靡きそうな自分の気持ちの振れを感じ取り、
とろろ飯をズリズリと喉の奥へと押し込んでゆく。
2月1日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2012 年 1 月 30 日
- 越冬
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新玉葱の苗を植えたのは、昨年秋の初めの頃でしたでしょうか。
ひょろりと線の細い苗を、親指と人差し指で摘まみ、等間隔に植えていきました。
年を越し、未だ頼りない程、線の細い其の苗は、
朝霜降りる中、まるで、背筋を伸ばした子供のように、
空に向けて其の存在を誇示しています。
其の傍らを、ニット帽を被り、上着のポケットに両手を突っ込み、そして首を縮めながら歩くわたし。
土に育つ者、
積雪の頃は、土に身を寄せ、
小春の頃は、風に身を任せ、
梅雨になれば、土諸共洗われ、
初夏の陽射しは容赦無く照りつける。
葉が染まり始める頃は、其の表情も穏やかで、
葉が落ちる頃には、いそいそと冬支度。
年を越し、冬を越え、土もまた育ってゆく。
1月25日 水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2012 年 1 月 23 日
- 赤ワイン煮込み
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凍てつく日は、煮込み料理が心をほぐしてくれます。
なかでも、牛肉の赤ワイン煮込みは、此の時節ならではのお料理です。
厚底の鍋を火にかけ、惜しげもなく赤ワインを注ぎ込み、
そして、煮込みが出来上がるまでの間は、
鍋の側で、スツールにでも腰かけ、
写真集なぞをパラパラと捲りながら想いに耽る。
そのまま居眠りでもして、ふと我に返った頃には、
台所は、煮込みの香りで満たされ、
鍋の中もいい頃具合になっていることでしょう。
1月18日 水曜日は、定休日となります。
誠に勝手ながら、1月20日 金曜日は、17時までの営業とさせて頂きます。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2012 年 1 月 16 日
- 嗚呼 冬らしく冬らしく
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キーンとした冷え込みは、まさに冬の其れ。
今季の冬は、如何にも冬らしく、ある種の気持ちよさすら感じます。
其の季節らしい日々というものは、
なんともいいものであります。
冬は冬らしく凍てつき、
迎える春は、柔らかな陽射しが注ぐ。
陽にさらされた肌とともに、夏の想い出は徐々に薄らぎ、
紅葉の頃、過ぎ去りし時を想い孵す。
1月11日水曜日は、定休日となります。
宜しくお願い申し上げます。 -
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- 2012 年 1 月 10 日





